2018-05-24 庄内は天国(7)雲呑麺の愉悦
庄内地方、酒田の麺、それは雲呑(ワンタン)麺です。
山形県は一人あたりのラーメン消費量が全国一というラーメン県。
町ごとに全然違うラーメン文化があって、酒田には酒田の、鶴岡には鶴岡のご当地ラーメンがあります。
ワンタンは庄内地方でも酒田のラーメン文化。
特に酒田では製麺および製ワンタンを自家製でやる、というところが酒田の流儀のよう。そこで勝負をかける。
まず見た目が美しい。見てください、この美しさ。間違いなく美味しいラーメンです。
ワンタン。エビ入りでとても皮が薄いんだけど、ちょうどいい硬さ。
普段ワンタンは小麦粉食べている気がしてそれほど好みではないんだけど、ここのはその感じが全くない。
エビの美味しさをラーメンスープとともに包んでブーストする、魔法の皮になっている。最高。
スープは透き通った鯛干しをベースにした出汁の要素の強いもの。
油が少なく、すごく美味しい。
なので、すぐになくなってしまう。ごちそうさまでした。
面白いのはテーブルにお茶が濃縮された瓶が置いてあって、それを水に溶かすスタイルなこと。これ面白すぎでしょう。しかも私の好きなジャスミン=さんぴん茶。
沖縄でもこのスタイルで提供したら面白いかも。濃さを変えられるし。
というわけで、花鳥風月、おすすめすぎるラーメン店でした。
やっぱり当然のこととしてお昼時は行列がすぐにできるみたい。なので、開店後早めに行くことをお勧めします。
「花鳥風月」
http://kachou.jp/sakata-honten
P.S.
ちなみに鶴岡市内で食べたのはこちらの、ケンちゃんラーメン。
超極太縮れ麺で、酒田とは全く違う!