「犬と鬼」の調査


尊敬する方から一人のアメリカ人の書いた本達を教えていただいた。その人の名はアレックス・カー。
その最新の著書「犬と鬼」を読んで、今回その調査と称した旅行に上州に行ってきた。
本の内容を要約すれば、「なぜ日本は(特に景観において)駄目になったか」。


私自身、普段からみうらじゅん氏やいとうせいこうなど「VOW」的に日本の景観について気味の悪い冗談として肯定的に捉えていたが、この本を読んでそんな皮肉をいつまでも言っていても何も変わらんだろうと思い、旅行を決意した。


しかも今回は父も同行した。父は漫画家つげ義春のファンであり、かねてから湯宿温泉、四万温泉などつげ氏の漫画に登場する温泉地を巡る旅を希望していたためである


結果から行くとこの本に書いてある通りの事がこの上州で見られ、大変興味深かった。
では、これから上州の景観に付いてみて行こう。


写真は湯宿温泉。