日奈久温泉と松濱軒



球磨川を抜け、熊本の名湯、日奈久温泉へ。



泊まった宿はとてもノンビリしたイイ感じの宿だったんですが、こんな感じで電解還元水?を超推ししてました。
まあ、それも含めて面白かったです。



日奈久温泉の近くで作られているサイダー。
昭和から使われているんじゃ無いかっていうくらい時の経っている瓶に入れられています。



日奈久温泉は古い木造建築がまとまって残っており、熊本では最も景観に優れた温泉地と呼ばれております。
ただ、残念ながら去年の地震の影響は大きく、木造建築が大きく損傷している建物も多く見られました。





八代の松濱軒。ここは内田百輭先生の著書(阿呆列車など)に八代の定宿として幾度も登場する。
本当にここに来るために旅行しているんじゃ無いか、というくらいここに泊まっている。
そんな松濱軒が今は大名屋敷跡として公開されております。


前からどんなところだろうと思っていたので、本当に行けて良かったのです。
日本、最高。


が!こちらの池、鯉に餌をあげられるようになっておりまして、息子がガンガン餌をあげていたら、ちょっと足が前に進みすぎてドボーンと池にダイブ!!!池に落ちる時って本当にドボーンって音するんですね。
そしてお父さん、救出のため下半身ずぶ濡れ。息子およびミーは池臭くなるという。
色んな意味で一生忘れられない思い出になりました。未だにあのときのスニーカーからは池の匂いがします。



九州旅行最終目的地、大牟田。炭鉱の街ですので、炭鉱跡が観光地化されております。
ただ、こちら、最近になって炭鉱でも観光地化できるんだと分かったらしく、整備がまだまだ。
手作りな観光地でとても良かったです。



こちらは宮原炭鉱跡。鉄道の廃線跡が綺麗に残っています。






デリックやポンプの状態も良く分かります。







大牟田で大学時代の、といっても全く被っていない友人と再会。お勧めの居酒屋で大変美味しい夕食。
大牟田は炭鉱が無くなってひと頃の賑わいは無くなっているのでしょうけれど、その頃大牟田で育った人達がまた戻ってきて、お店を開いたりして、良い感じの大きさでじわり賑わっている印象。
福岡にも熊本にも近いという地の利もあるのでしょうけれど、今後の地方の一つのあり方のようなものを感じました。