西表振り返り その5


 ついに7月20日。夏休みと言えば、なんといっても7月20日からってのが体に染み付いてます。ああ、素晴らしき小学生時代の夏休み。なにして遊んでいたのかよく覚えてないけど、このために生きていたってくらい楽しい気分でした。とはいえ院生の生活は普段と全く変わりませんけれど…。


 さて、そんな夏休み期間に入った沖縄ですが、だんだんと「わ」ナンバーのレンタカーが増えてまいりました。暑い時に暑いところに行くって言うのはちと不思議。髪を切りにいった理髪店の店主によれば、午後1時から5時くらいまではお客さんが来ないそうです。そんなわけで西表振り返りのその5。


4日目。オオゴマダラ
 オオゴマダラは沖縄が北限の日本一でかい蝶々。なかなか淑女っぽい飛び方をしているため“南の島の貴婦人”と呼ばれています。西表では結構見かける蝶々で、確かにでかい。前にロワジールホテルオキナワの一階で見かけましたが、野生のオオゴマダラは初めて。しかし技官は居て当然と言う顔で通り過ぎてしまいました。


ちなみに「森の貴婦人」はオカピ、「鉄の貴婦人」はエッフェル塔で「インドの貴婦人」はモーリシャス


 私にとっての貴婦人はやはり「空の貴婦人」のコニーことコンステレーションでしょうかねえ。



7月20日は人類が初めて月面着陸に成功した日。人類の歴史を考えるとそれからまだ36年、しか、経っていない事に驚きます。


 飛行機は初飛行から今年で101年。その初飛行からたった50数年でヒトは地球周回軌道から見た地球、月から見た地球、そして1990年には太陽系の全景を写真におさめるまでになりました。いかにこの100年間でヒトの持つ最大視野の範囲が広がったか、想像できると思います。
あえて今、世界で起こっている事には言及しませんが、意図は分かりますよね?


 今夜は満月。ゆっくりと視野を広げて眺めてください。


 写真はApollo 8から撮った、人が初めて見た見た地球の出。1968年のクリスマスイブでした。ちょっと強引ですが、0〜2005年間を一年間のカレンダーに置き換えると、この写真を撮った1968年はまさに12月24日にあたります。


出典:http://www.apolloarchive.com/apollo_gallery.html