惜別感無量 〜交通博物館閉館〜


秋葉原にある交通博物館。初めて行ったのはもう4歳とかそのくらい小さい頃。それ以来おそらく20回以上いっている。私の中で博物館というとココ、というくらい思い出の詰まった場所。


はっきり言って20年間ほぼ変わっていない展示内容やら館内の狭く薄暗い雰囲気は日本のダメな博物館の典型のようで好きになれないし、あの博物館で向こう側の人を見た事ってほとんど無い。でも子供って騙されるから楽しく騙され続けてきた。すべての展示になんらかの思い出があるからやっぱり寂しい。


そんな最後の交通博物館で見つけた言葉。「惜別感無量」。


鉄道省へ返還のため旅立つ1号機関車に島原鉄道社長が取り付けたプレートに刻まれたものです。この機関車も含めて多くの展示物は来年秋に開館する鉄道博物館に引き継がれるそうです。まさに惜別感無量です。お疲れ様でした。


交通博物館のWEBサイト
鉄道博物館のWEBサイト