オリンパスのマイクロフォーサーズモックアップ


オリンパスマイクロフォーサーズ規格の一眼デジカメモックアップが先頃発表されました。
こ、これが超いい感じ。良くありそうな格好なんだけど皮貼っただけでガラッとクラシカルな雰囲気に。
キヤノンが60年代に出していたハーフサイズレンズ交換式カメラ「Demi C」にとっても似ている。なんともかわいらしい。
大きさは120x65x32mm。ちなみにDemiは115×68×37mm。ほぼ同じ!
でもこうして比較してみちゃうとDemi C、良いな…



さておき、個人的に一般向けデジタル時代の一眼の今後の形は正直、このマイクロフォーサーズかなと思っている。
マイクロフォーサーズは一眼レフの肝であるミラーボックスを除いた一眼デジタルの規格と言っても良い。つまり液晶専用。そのため、超小さくできる。



光学ファインダー主体の一眼デジカメを人に渡してちょっと撮って貰う場合、必ず言われるのが「あれ?画面がでないんだけど」。これ、タイ人に渡しても言われる。どこででも言われる。それくらい液晶で見て撮るってのは普通になっちゃった。
あげくにSONYデジタル一眼レフ「α」のCMで岡田准一が「覗かないで撮る、それって僕らには当たり前だよね」と言っていて、正直そうだよな、と。


ファインダーで覗いて撮るっていうのは一眼レフの技術的な必然であって、撮影者がそれに合わせているだけ。自由なアングルで撮れる方が一眼の型を意識しないデジカメ時代の撮影者にとってハッピーで自然なのは当然。


家庭向けビデオカメラが小さい液晶ファインダーから側面の大きな液晶で撮るというスタイルにあっという間に全面移行した今、デジタル一眼もそうなるでしょうね。