SONY RX100 四六時中持ち歩ける最高カメラ



今まで四六時中持ち歩いてたCANON S90がそろそろきつくなってまいりましたので、
最近非常に評判の良いSONYのRX100を使ってみることに。



これ、YABAI良いですね。
ほんのちょっと分厚いので完全なS90の代替にはなりませんが、それでもこのサイズでこれだけ写れば十分すぎるんじゃ無いでしょうか、というくらいの完成度だと思いました。しばらくコンパクトカメラはこれでいいだろうなあと。



特に良いのは28mmの広角端。オールドレンズも好きですが、デジタル収差補正も大好き。
このカメラはバッキバキに補正してくれるタイプ。このサイズのレンズとしてはあり得ないくらいまっすぐに写ってくれます。



ズームすると一気に暗くなるのは仕方ないのですが、描写はこれがまた自然で、使ってみたくなるズームです。
昼間なら何の問題もありません。



こちらは望遠端の100mm。F4.9まで暗くなってしまうので大きなボケは期待できませんが、かっちりとした質感を感じられる良い描写をしてくれます。



コンパクトカメラとしては非常に大きい1インチのセンサーなのであまり寄れないかな?と思っていましたが、結構寄れます。ただ寄ったときに開放だと超ソフトな描写になりますので、きっちり写すときはかなり絞った方が良いと思います。
もちろん超ソフトなのを積極的に利用するのもアリだと思います。



逆光にもある程度強いと感じます。



驚くのはAFの早さと静かさ。
コンパクトカメラでもAF駆動音やシャッター音は多少出ますが、このカメラはそれが相当小さく押さえられています。


意外と気になる使っているときの音が小さい。これが一番気に入った点です。
音が小さいのでサクサクと撮れるし、相手に威圧感を与えないのはこの時代のカメラとして重要な機能だと思います。



ISO800くらいまでは常用可能。1600でもWEB用なら十分使えますし、3200でも色ノイズが少ないので違和感は感じません。手ぶれ補正はそれほど強力では無いので、きっちり撮らないと。デザインはしっかりしているものの片手でのホールディングは良くないので、左手で支えて右手でそっとシャッターを押すようにしないとブレます。



ただし使い勝手が結構悪い。ちょっとした操作、例えばコントロールリングの向きですとか再生時の拡大機能、動画撮影時にデジタルズームが切れないことなど、かゆいところに手が届いていないことがたくさんあります。



でもそれ以外は問題ありません。
とにかくこの大きさで一昔前のフルサイズ一眼と同じかそれ以上の高感度耐性があり、描写も現行のマイクロフォーサーズ機と同じくらいのレベルがあるので今まで撮れなかったような写真が撮れるチャンスが沢山生まれる、そんなカメラだと思います。


私はこのカメラを持ち歩くようになって一日に撮る写真の枚数が何倍にもなりました。これは買って良かった〜〜!
あとアスペクト比が3:2なのも気に入っている部分。横長好きなのでコンパクトでこのアスペクト比は嬉しい!