古民家結婚式は新たなスタンダードへ
というわけで古民家に到着。ここは久右ヱ門邸という名前の古民家を改装した結婚式場なんですね。でも結婚式場のあのなんかケバケバした感じとか、過剰なサービスや感動強要もなく、とても上品で良かったのです。
庭も綺麗に手入れされているものの、古民家の域を超えるような(例えば寺や城の庭のような)過剰な庭になっておらず、田舎の親戚宅へ行ったときのようなあの安心感があります。
結婚式は人前式でした。いつもあそこだけキリストになることに強い違和感を感じている人にとって人前式はLOVEです。
結婚指輪を双方からひもで通す演出。これも現代らしいけど落ち着いていてよかった。
披露宴はその古民家にて。新郎新婦との距離が非常に近くて楽しい。このくらいの会場もいいですねえ。
料理長による料理解説。地元の食材を中心に柔軟に作られているようです。
手長エビとフォアグラのリゾット。
これがYABAIうまかった・・・。
そして山葵ソースのサーロインのグリル。
料理も最高でございました・・・。
いやーホント良い結婚式でした。
その後は桜木町に移動して二次会へ。
リポビタンDのイベントで重い岩を動かすゲーム。
重すぎて半分しか動かず!!でもオーディエンスは盛り上がってくれて良かった。あれは絶対【鬼】設定。
次にチャレンジした靱帯断絶男はすんなりクリアしてたので、かわいそうだから急遽設定を【子供(C設定)】にしたとみた。
人生初、あの大きな遊覧車コスモクロックへ。あれって8人まで乗れるんですね。6人で乗れるかと思ってたら余裕。
皆既月食の夜に月が横浜港をキラキラと照らしていてそれはそれは綺麗な景色。
暖房とか一切無い寒さもまた良いものです。
ちなみにクリスマスイブに乗ったらかならず相席ってホントですか?
ワールドポーターズだっけ?のイルミネーション。横浜は夜が一番ですね。
3次会のカラオケが終わる頃には皆既月食も終わってだんだん明るくなってくる月を見ながら家路につきました。
というわけでとてもいい結婚式でした。
古民家での結婚式は初めてでしたが、今流行の邸宅結婚式などに比べると遙かに好感が持てますし、なにより落ち着いて楽しむことが出来ます。しかもご飯は和食ではなくフレンチでとても美味しく、ケーキカットはお餅つきという演出で雰囲気も最高でした。もちろん派手で洋風な結婚式に良いところもたくさんあると思いますが、今後こうした日本の伝統を現代流に上手に昇華させた結婚式が増えることを願わずにはいられませんでした。
伝統はそのままだと形骸化したスタイルだけになって受け入れがたい人が多いですが、コア部分が残っていれば上辺を掬ってうまくアレンジすることも全く厭わない姿勢がこの結婚式にはあったように思います。これが遍く今後の日本のスタイルになっていくのでは、と思います。