名前だけのコルレオーネとニューシネマパラダイスのロケ地へ

この日はパレルモからシラクーサまで移動する一番移動距離の長い日。通常であればアウトストラーダで行くのですが、パレルモ近くにあるゴッドファーザーの出身地でここから名字をとったという設定のコルレオーネ村とニューシネマパラダイスのロケ地だったパラッツォアドリアーノがあるので寄ってみました。


パレルモから一般道SS118などで南下すると1時間くらいでコルレオーネに着きます。


コルレオーネ全景です。

ただ、こちらのコルレオーネ、実は映画では名前だけの利用。
実際のコルレオーネ村のロケ地はタオルミーナ近くにあります(そちらには後日行きました)。
ですので、ロケ地はここにはありません。



一応街中には写真が貼ってあったり、土産物屋にコルレオーネと入ったライターが売っていたりと多少コルレオーネで売っている感じはあります。それよりも歴史的な町並みを見に来る観光客が多いようですね。



そんなわけで先を急ぎます。



コルレオーネからパラッツォアドリアーノまでは雄大な大地を駆け抜けていく道になっています。この日だけちょっと曇りの天気だったのが悔やまれます。天気が良ければ大変爽快なドライブが楽しめると思います。




おお!なんとなく記憶にある。ニューシネマパラダイスはだいぶ前に見たのでドコがどのシーンなのか全く思い出せませんが、この村で撮っていたんですね。



MUNICIPIO、つまり村役場。ここから3枚DP3です。



綺麗な500。シチリアはイタリア北部に比べると古い車の現役率が高いと思います。



毎日決まった椅子に座り、いつまでも街角でひなたぼっこをするおじさん。
これぞシチリアのおじさん!という姿に惚れ込んでご挨拶してDP3で撮影させて頂きましたが、液晶画面でご自身の姿を見てずいぶん良く撮れていると驚かれておりました。
確かにDP3で撮影した画像を拡大していくとどこまでも高精細なので、驚くと思います。


おじさんの座っていたところにあるレストランで昼食。

ニューシネマパラダイススタッフが泊まった宿のレストランとのこと。



メニューがないのでマンマに強烈にオススメされたパスタ。いかにも普通のトマトソースのパスタ!って感じですが、これがとっても美味しい。
いやーさすがイタリアだなあという奥の深さでした。



フォルマッジョとハム。こういうのが一番嬉しいんだ。



アランチャの洋酒がけ。これ、正直最高に美味しかったです。



この町も坂が多いですね。
この辺の街は丘の上に作られていて、中世、防御重視の立地となっております。



ハイキタ!NIVA。ラオスでも見かけたソ連の可愛い4WD。しかも1.6Lというちょうど良い大きさ。
これちゃんと売っていたら日本でも流行ったでしょうね。正直欲しい。





さて、そんなパラッツォアドリアーノを後にして一路、シラクーサまで一般道路を走ります。
プリッツァ、アーリアなどを経由し、エンナからアウトストラーダへ。次回はシラクーザの夕焼けをお送りします。