ENAK!インドネシア4泊5日KOTAの旅 其の4
3日目。
ボゴールは相変わらず快晴でございます。マジで最近自分の晴れ男っぷりが怖い。
ホテルから歩いていくとこんな近代的な建物もあります。まさに経済発展の真っ最中です。
この日はボゴール植物園へ。
詳しくはこちらボゴール植物園 - Wikipediaをご覧いただきたいのですが、ここはオランダが植民地経営をするために生まれた輸出産品・育種研究を行う東洋最大、最大栽植種を誇る植物園なのです。歴史の一部ですね。
園内は現在は人々の憩いの場としても機能しており、一面の緑に癒されます。
やたらと大きな板根が特徴のラワン。西表島でも同じような板根を見ましたがこちらのは高さがすごい。
惜しむらくはジャカルタからかなり離れたところにあるという事でしょうか。
新宿御苑くらいの距離ならほとんど緑がないジャカルタの人々の憩い場になったでしょう。
インドネシアを日本が統治していた時期にはこのボゴール植物園長も日本人が務めていました。
中井猛之進 - Wikipedia
僅か2年ですが、木材を供出してほしい軍部から植物園を守ったそうです。
園内の歴代園長にもしっかりと掲げられています。
ただ、残念なのは世界最大の植物ラフレシア・アーノルディがどこにあるのか分からなかった事でしょうか…
このラフレシアってラッフルズが発見したからラフレシアなんですね。色々やってますね。
そのラッフルズは1812-16年にここにいたそうです。むむ、それって植物園の開設より前、というかラッフルズは英国人。調べてみると一瞬(1811-1816年)ジャワ島の一部はイギリス領だったんですね。その時期にラッフルズが開設の準備を行って、オランダに引き渡されるというわけです。植物園や動物園などをまずは植民地に建設する印象が強い英国ならではですね。
のんびりできるところが非常に少ないジャカルタですので、こうしたところは非常に貴重なのです。
警察の車はどうやら三菱ギャラン・フォルティスですね。
MUJI。なんとボゴールにもあるんですね。
さてそんな素朴なボゴールからジャカルタ市外へと帰ります。
もちろん乗るのは鉄道。目指すはジャカルタコタ駅!
其の前に駅前のこちらの麺もの屋台にてミーをいただきました。
麺も入っているのですがどちらかというとこのつみれ状態の練り物を楽しむようです。
真ん中は東急8000系じゃないですか!!調べてみるとこの8003は大井町線で使われていた車両とのこと。
てか奥は203系…こ、これは日本の1世代前の車両の宝庫や!やはりジャカルタ来てよかったですね。
ボゴール駅での待ち風景。ベンチが無いのでプラットホームに直接座るという合理的な方法です。
ジャカルタコタ駅着きました。なかなかにしっかりした駅です。
駅前はそう、コタ地区です。
あの、インドネシアのダンスミュージックFUNKOTが生まれたコタ地区です。いやーなんだか感慨深い。
なおコタ地区の巨大ディスコゴールデンクラウンへ行くお話は次回。
本日はこのコタ地区にほど近いところに泊まります。
何と言ってもほとんど現地の人メインのディスコなので歩いても帰れるくらい近くないとね。
ジャカルタ唯一の都市交通システム。トランスジャカルタ!
これを使えばジャカルタを縦横無尽!
かっこいい名前だけどほぼバス!
この乗り場からかなりきちんとした都市交通システム化と思いきや…
しかもちょっと高い。ジャカルタコタ-ボゴールが2000Rpでしたからね。
専用レーンを走れるので確かにある程度の定時制は確保されていると思います。
1両だけの旧バージョンもあるようです。ご覧の通り、乗降口が乗り場に合わせた高さになっている特注品です。
なおバス車内は女性と男性が別になる空気があるようで、家族でない女性の隣にはまず男性は座りませんし、同じ空間にいるのもあまり良くないのか、女性エリア、男性エリアが何となく空気で分けられているように感じました。かなり混みますからこうなっているのでしょうね。
モナス(国家独立記念塔)へ行ってみたらガス会社の48周年イベントをしていてあのJKT48もコンサートをしたそうです。いや〜すごい人気ですね。日本でいったら太陽の塔広場でコンサートするくらいな感じでしょうか。
あとバリでも思ったんですけど、ジャカルタの人、凧あげるの好きですね。
モナス周辺はジャカルタ唯一の大きなサイズの公園にもなっているので、市民の憩いの場になっているんでしょうね。
外装は総大理石、塔の上のキンキラは35kgの純金めっきだそうです。
夜はインドネシア料理のチェーン店(日本でいうと大戸屋みたいな感じか)へ。
どれも美味しい!!ですが、タイ料理に慣れていると味付け辛さ控えめで甘いのですね。