土岐麻子「PINK」



‎Pink by 土岐麻子 on Apple Music

土岐麻子さんの新譜「PINK」がリリースされました。
前作の「BitterSweet」も大好きなアルバムでしたが、今回のはそれを超えるほど、気に入ってます。


もうね、びっくりするくらいアルバム通して非常に出来が良くて、特に主題歌の「PINK」は東京に住んでいる人にとっては泡沫の夢、煌めき、楽しさ、寂しさ、そういった色々な感情や魅力が詰まっていて、これ一曲だけでも十分お腹いっぱいになるほど。バンコク生まれ東京育ちの3歳の我が息子も大変気に入っております。


「PINK」と聞いて思い浮かぶのは高校の時、学園祭のテーマに「ピンクが最高!」というのを推したU先輩のこと。残念ながらそのテーマ案は完全に却下。日の目を見る事無く、黒歴史の一部として今なお語り次がれております。U先輩、元気でしょうか。


それはさておき、Track2のPINKももちろんですが、3のValentineや9のSPURも軽快で気持ちよく、2017年というこの状況下できちんと時代に合った音楽になっていると思いました。そこには東京オリンピックのようなビッグイベントに備える東京では無く、ただただこの大都市で生きている人達の生活、輝く瞬間が表現されてるなあと感じてます。こういうのは東京生まれ東京育ちの土岐さんのような人で無いと中々出来ないだろうと。



ちなみに土岐麻子さんのアルバムのほとんどが左側。これ今回初めて気がつきました。土岐さんの決め顔、なんでしょうね。