交通公園というおもてなし


交通公園という児童向けに交通ルールを教える公園があることを、子供が出来て初めて知りました。
(自分が子どもの頃、というよりも今でも横浜市には交通公園の類いが無い)



この交通公園という文化、非常にヨーロッパ的な教育側面があるように感じますが、果たしてこれだけのクオリティのものがヨーロッパにあるのでしょうか。東欧での子供鉄道の例などもあるだけに興味は尽きないのですが、少なくとも東アジアにはこれほどの施設はないと思います。



それくらい良く出来ているというか、こんな施設は日本以外には無いんじゃ無いか、と思う公園なのです。
交通ルールを身をもってたたき込まれるだけでなく、単純に遊具としてのゴーカートや補助輪付きの自転車などが子供の運転欲を刺激し、アトラクションとして一級品だと思うのです。




私の良く行く今井児童公園はこうした足こぎゴーカートや補助輪付きの自転車が全て無料で借りられるだけで無く、係員のおじいさんが常時10名近くが貸出業務は元より、交通技術指導、保守点検、管理に目を光らせており、とんでもなく経費がかかっている気がします。




さらに交通には全く関係ないスカイサイクルのような遊園地にあるような遊具すら無料なのです。まさに江戸川区最高、と叫びたくなるのです。
こんな施設がある日本。こういうところのおもてなしが褒められてしかるべきだろうと思うわけです。


詳しくは静岡大学 金子氏の研究を参考にされたい。
http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/3983/1/091125001.pdf