庄内は天国(4)山居倉庫


とにかく、米が多い庄内地方。結構な広さの平野と豊富な水があるため、古くからの米どころ。
そんな庄内のシンボルが山居倉庫。明治26年(1893)に建てられた米専用保管倉庫です。

収容能力は10,800トン(18万俵)。背後にケヤキ並木、内部の湿気防止に二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫として、現在も現役の農業倉庫。


敷地内には酒田市最高の観光物産館「酒田夢の倶楽」、そして昭和テイスト展示が味わえる庄内米歴史資料館が併設されております。



これだけの大規模建築で明治26年の建物が建設当時のままの役割で今も使い続けられているのって、他にちょっとすぐに思いつかないくらい貴重だと思います。神社仏閣とかくらいじゃないでしょうか。



こちらは庄内米歴史資料館。



重い。一俵60kgですから、5個で300kgですよ?流石にうそちゃうか?
本当だったらすごいよね。



ビデオコーナー。よくあるボタン形式じゃなく、ビデオカセットを自分でデッキに入れて再生するというスタイル。DVDでもなくリアルにビデオカセット



お米シアター。



屋根は湿度を低くするため、このように非常に高くになっています。



ケヤキ並木が日陰を作っております。




夜は遊佐市の海沿いのスーパーゲキ渋な日の田温泉へ。
大正時代から続く海沿いにある温泉で、昔は賑わっていたようですが、今ではわずか1軒に。その一軒もなかなかに鄙びていて、でも中は綺麗にしていてとってもよかったです。



目の前が日本海。夕日も最高。



ご飯もお膳に乗り切らないくらいの海の幸。

庄内米も最高でした。