サウナに完全にハマっています
4月に入って、何が変わったかって、サウナにハマりまくっているということ。
2月からなんかまあ色々あって、身体が求めるように実家の近くの銭湯サウナへ。これがハマるきっかけでした。
サウナ、今までは水風呂を全く無視していたんです。はぁーいったい私は今まで何をやっていたのか。温浴施設にかれこれ30年は行っているのに、この水風呂に入る行為を奇人がするものと解釈していた自分を恥じたい。
サウナイコール水風呂。そして休憩。この3点セットを持って初めて完成する施設だったんです。でもそれ教えてくれなかったよね。今まで誰も。最近やっとですよ。
しかも実家は鶴見。鶴見といえばサウナ野郎たちが愛してやまない3大サウナがあります。こんな地に生まれていたというのに、人生の大切な時間を水風呂に入らないサウナに少しだけ捧げていたかと思うと、悲しくなってきます。
というわけで今では週に5回サウナ行くくらいになっています。
家から3分のところのスポーツジムにサウナがあるらしいので、もうそこに入会しようかと思うレベル。
サウナの何がいいかって、頭の中の黒い部分をベリッと剥がされるような、そんな感覚が水風呂からの休憩にあるんです。
温泉が体に効くとすれば、サウナは精神に効く。特に寒い冬とか暑すぎる夏とか人が生きていくのには困難な状態であればあるほど、サウナは効果がある気がします。
そしてサウナの良いところは、日本全国各地にすでに設置されまくっているということ。最近出来た人気のドーナツ屋とかタピオカミルクティー屋とかポップコーン屋とかパンケーキ屋のように、店舗数が限られている、ということはなく、基本的な性能のサウナであれば大体代替可能。
これは何を意味するかというと、サウナにこれからの人生でたくさん入れるという幸せな世界がすでに完成しているということ。
タイだと、そんなに無数にはサウナはない。けれど日本ならばある。
日本、やっぱりいい。
まあタイだったら、自分で作っちゃうかもしれない。家の庭にテントサウナとタイでおなじみの氷を使ったキンキンの水風呂作って、外気浴は暑いからクーラー部屋とかで休憩すると。案外それ最高かもしれない。必要は発明の母だ。
そしてフィンランドにはサウナが大量にあって、行ってみたいと思っているけど、韓国にもチムジルバンとかトッカマとかいう野サウナみたいなものもあるので気になる。むしろこれ似たようなものは世界中にあるんじゃないか。暑いのと冷たいのさえあれば可能なこの儀式。
すでに宗教的にも利用されていておかしくないが、宗教的にその儀式をやっているのは聞いたことない。むしろ寒いか暑いか、どっちかを試練のように与えるだけで、交互にやって休憩して気持ちを落ち着かせることが儀式になっている宗教があれば教えて欲しい。その宗教、多分すぐ潰れるレベルで悩みを解決してくれる気がする。78364。
また、温泉はともすればすぐにここは源泉掛け流しじゃない、とか、塩素臭いとか、泉質が悪いとか、鉱泉沸かしているだけじゃんとか、ちょっとブームになっただけで訳知り顔が現れて文句言うのに全く未来を感じない。そんなものわかった上で楽しめばいいんだ。その点で、いいサウナ、悪いサウナはもちろんあるが、ことのびしろが多く、未来志向が可能という点でサウナには未来を感じる。
今年の目標としてはいろんなサウナに入ることと、子供をサウナ教育すること(それが可能な銭湯サウナはすでに発見した)、下仁田ネギ祭りに参加して採れたてのネギを焼いて食べること、白子玉ねぎ祭りに行って新玉ねぎをたくさん食べること、などを挙げておきたい。
とにかく、サウナが今生きる意味になっている事だけは間違いない。いやそれは言い過ぎか。なんにせよ新たな興味が生まれたことは素直に喜びたいと思う。