ダッツン

魔空間の旅最終章は夏ダッツンの話。ダッツンとは日産が作っていたピックアップトラックDATSUNのこと。私はこいつが大好き。特にこの教授車は2WDの2Lガソリン+エコ寄りのノーマルタイヤという超弱めなスペック。これがまた素って感じでいい。タイではピックアップ大好きだからみんな乗っているのでいつも見ていて楽しいんだけど、日本だとほとんど引退してしまって残念な限り。


せっかくなのでダッツンの夏休みって感じの写真を。





さて、最後の魔空間は東京の首都高。


写真がないのがあれだけど、実は首都高には首都高を降りなくても人を降ろすことが出来る場所がある。それが東京駅直下にある「首都高速八重洲線乗客降り場」である。降りればわかるが、携帯はつながらない、暗い、音はうるさい、でも首都高の中というまさに魔空間。


スーパーマニアックなこの場所は都心環状線にはない。汐留から銀座方面に抜けるKK線に乗り、Y線こと八重洲線に乗り、八重洲駐車場入り口に入ってちょっと進んだところにある。看板は本当に見にくいものが一つあるだけ。一度ではなかなかたどり着けないかもしれない。ここから今回は成田に向かった。実際に実用的に使うのは正直これが初めて。いままではほぼギャグで使ってきたんだけど、今回は山形から東北自動車道で帰って成田に行くにはこの方法がおそらく最速なためだ。


で、ここで教授と分かれて階段を上り、ドアを開けるとそこはきらびやかな八重洲地下街。ドアには小さく「乗客降り口連絡扉」とある。魔空間は意外な場所にも存在していることが最後にわかった旅になった。


八重洲乗客降り口についてはこちらのページが詳しい。
http://www.geocities.jp/ur_route_neo/syutokouyaesujoukyakuoriguchi1.html