スペースベッドです。


さて、ラウンジ幻想が崩れ去った後、乗り込んだ初のビジネスクラス。現在では昔のファーストクラスと変わらないくらいのスペースとサービスを各社が競っております。その訳はその収益率。ビジネスクラスは会社の経費で乗る人が多いので格安航空券と違って正規料金を払ってくれるケースが多く、一説によると相当部分ビジネスクラスの収益で飛行機は飛んでいるって言われております。そのおかげで格安航空券が存在できるらしい。


今回は評価の高いSQ。どんなもんかなーと思っていましたけど、エコノミークラスとここまで差をつけていいのかというくらいサービス過剰。真ん中くらいのサービスのクラスを作った方が良いんじゃないかと思いました。




まず離陸前のウェルカムドリンクは如何致しましょうか?と聞かれたのでこういうときはやっぱりシャンパンだろうとリクエスト。早速持って来てくれます!おかわり自由。飲み終わると離陸後のお飲物は如何致しましょうかと聞いて来てくれます。もう物量作戦。最近のタイ事情の影響かずいぶん空いていたので、CAさんも余裕。



機内食に関してはエコノミーと基本的には同じ所で作っている訳でそれほど、全然違うってこともないと思います。でも陶器やガラスで一皿ずつサーブしてくれるのは楽しい。焼きたてのパンとかいれたてのコーヒーなどなど。今回のメインは焼き鳥。焼き鳥?そしてワインリストのワインがそれほど高価なものではないけれど、とても美味しいものをセレクトされていてここはさすがだなあと感心しました。



この、チーズサービスが良かったなー。チェダーチーズが美味しかった〜〜



さて、スペースベッドはこちらです。これは通常のいすバージョン。液晶周りの木目調がパイプに使うブライヤー材風になっていてセンスがいい。これ本物なのかなあ?



眠るときは右にあるコントロールバーを操作するとマッサージチェアと大体同じような機構でベッド化してくれます。若干傾斜あるのでフルフラットではありません。足を伸ばして眠れるので大変快適です。でもこれ以上に感動したのがノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを貸してくれる事。メーカーは謎でしたが、日本のキャリアだとファーストからのサービスなのでこれには驚き。これのおかげで安心して眠ることが出来ました。機内でノイズキャンセリングヘッドフォンを使う事はよく宣伝されていますけど、眠るために使うのはとても有効だと感じました。