ベルリンからケルンへ DP2で撮るベルリン駅

一息ついたので以前行ったドイツ・オランダの振り返りを。


旅の始まりはベルリンから。ドイツの初夏は日が長い。夜7時になってもまわりは明るく、夜という概念を壊されるみたい。
ベルリンテーゲル空港からベルリン中央駅まではバスで20分くらい。ベルリン中央駅は最近出来たばかりの駅で超近代的な建築。どのような構造かというと地上と地下に分かれたホームを店舗が入っている真ん中部分をサンドイッチする形。日本でもこうした構造はないことも無いですがここの特徴としては地上部から地下部までが吹き抜けていて超オープンで気持ちのよい空間が広がっています。地上、地下ともひっきりなしにICE(超特急)、IC(特急)、RE(急行)その他がやって来ます。日本と比較して驚くのは改札がないこと、普通に自転車を車内に持ち込めて、なおかつそうする人がとても多い事の2点でしょうか。改札はタイにも無いのでアレですが、自転車が一番驚きです。



ヨル7時を過ぎているのにこの明るさ。そしてDBの時計LOVEです。秒針の動きが非常に特徴的で、基本的には連続運針なんですが、秒のインデックスで一瞬運針が止まるんです。コレがたまらなくスムースで可愛らしい!



二階建ての急行列車。自転車持ち込み全然OKな快速アクティとお考えください。



駅構内のキオスク。おばちゃんがスーパーフレンドリー。



おおお。ドイツの誇る最高速列車、ICEが普通に。いやー子供のころから世界の鉄道系の本で見続けていましたよ。なんだかんだでフランスのTGVとともにこれがヨーロッパの高速鉄道の代名詞でしょう。そして新型車両が出ても基本的にデザインや色が変わらず、パッと見、最初からあるこの顔のヤツとまるっこい速そうなヤツと2種類しか違いが分かりません。まさに質実剛健、コレがベストと決めたらなかなかフルモデルチェンジをしないドイツ車っぽいですね。



さて、そんなICEに乗ってケルンへ。4時間の旅でございます。



車内。モーター音が騒々しく、結構揺れる時も多い新幹線と違い、非常にというか異常に静寂でほとんど揺れない車内。正直、ここまで静かだとは思わなかったほどです。車内の快適性に関しては新幹線はICEにかなり負けているといわざるを得ません。ま、ICEは両端が機関車となって間の車両はモーター無しの客車形式なので比較は難しいと思いますが、それでも200km/hで走っている時でもほとんど音がしなくて揺れないというのはすごい。


明日はケルン駅に到着します。(世界の車窓から