ネパールの初日はカトマンズのデモから始まる
さて、初日はタイ航空TG319にてネパールの首都カトマンズへ。
いつもの朝スワンナプーム空港。タクシー赤いなあ。
まさかネパールから帰ってきたときにこの辺を見てタイは相当な大国だなと驚愕する事になるとは。
バンコク<>カトマンズ間はTGでもう41年も飛んでいる老舗ルート。機材も777−200とかなり大型で、満席。なお、このカシューナッツ美味しい。
機内食はチキン関係とマトンカレーだったような。これはマトンカレー。相変わらずとっても美味しー!奥にあるのはタイ航空初飛行から50周年記念で5月1日のみ配布されたチョコ&缶。チョコとは!
さてさて、機内食も食べ終わると間もなくカトマンズ。でもなぜかSKYMAPには高知が。龍馬伝の効果はこんなアジアの地まで・・・
周辺を山で囲まれたカトマンズ盆地にあるトリブバン空港。山が高いので離着陸する飛行機は急下降、急上昇が必要なので離着陸の難しい空港と呼ばれていますけど、それほど問題なく着陸。さすが41年の経験。18年前に一度墜落しているんですけどね。
木製の内装がゆったりした気分にさせる空港内を抜けると出ましたマルチスズキの800CC。タクシーはほとんどがこれ。ホントに多い。この他乗用車はやたら古いTOYOTA、大型車はほとんどがあのTATAでした。TATAの普及率というかTATAばかり走っている感じはかなり面白かった。
タクシーに乗車しいざ本日のお宿のあるタメル地区ヘ。途中繁華街風の箇所を通るが、牛がのんきに歩行中。もはやタイの田舎でもこんな看板があるようなにぎやかな場所だともう見られない光景。ネパールさすが。
5月1日はメーデーでデモが超大規模で行われているらしく、迂回しまくりルートでタメルに到着。ちなみに空港からタメルまでは5、6kmといったところ。すぐと言えばすぐですが結構ぐにゃぐにゃしているので長く感じます。だが、車に乗るという体験がまさかこの日限りになるとは・・・。
アンバサダーガーデンというお宿に。タメル的にはちょい高めの宿。でもこのチョイスが後々よかったと感じるとは・・・。宿の人パラキッシュさんと生後4ヶ月のブルドッグ。やたらかわいい。
ネパールは慢性的な水、電気不足なようで給水車(有料)が水売りに走りまくってました。
犬がタイ以上に寝ているのも驚きました。こちらは非常に珍しい立っている上品な犬。
タメル地区はいわゆるカオサン通りと同じで欧米バジェット旅行者向けの宿、お店が集まった地区。ここはそこからちょっとだけ北に行ったところ。道を隔てて一瞬でローカル度が急上昇する。
とにかく犬が良く寝ているんです。タイでも良く寝ているなあという印象でしたけど、それ以上。こっちのは起きようともしません。
カオサンに鶏っていないですよね。タメルは便利なところだけどこのくらいのんきなところでもある。
タメル内の移動は南北東西に歩いてもおおよそ15分もあればどこでも行けるレベルなのでこういうリキシャが大活躍。
こちらはタメル内。看板も英語やら日本語が目立ちます。が、日本人観光客の姿はGWというのに少ない。地元の人も10年前に比べて減ったと皆がそろえて。で、増えているのが中国と韓国とのこと。この傾向はどこでも同じか。
豆屋。この豆屋が一番気に入ったお店かも。何種類かの豆を量り売りしています。
欧米向けゆるゆるカフェレストランOR2Kにてお茶。このネパールは昔ヒッピー文化が多分に入ってきてて、その流れが脈々とこういうお店にも息づいているんだろうなあというゆるさ。けだるさ。チルアウトっぽさ。案外こういうところ、タイではもう無いんですよね。
急な階段を上がるとこんな景色。カトマンズが一望。晴れて澄んでいればヒマラヤも一望、のはず。なお外人は外人だとバレちゃうと250ネパールルピー取られます。ネパール人(以降ネパリにしよう)は無料。
でました!マニ車。こいつを一度まわせばお経を一度唱えたのと同じ効果があると呼ばれる凄いマシン。
このマニ車、さすがネパリ、誰彼構わずグルングルンまわしまくってます。私も回しまくってきました。右にマニ車という位置が重要。
なんと超ヒッピーな奴らが謎のホーミー風お経を唱えて初めてネパリ皆、びくり。
タメルからここまでタクシーで10分、帰りは歩いて30分。帰りは停電で町中がほぼ暗くてちと怖い。夜は宿のとなりのイタリアンレストランで凄くあっさりとしたエベレストビールでばっちり。このビールなんかうまかったなあ。