銀座パノラマでたらふく飲んでしまいました


新橋駅から外堀通りを歩いて、銀座8丁目に入った辺りのビルの中。
そんなところに銀座パノラマはあります。


バーカウンターの前を鉄道模型が走る異空間。それが銀座パノラマです。
行ったのは雨が降り始めた5月26日の夜。
8時頃店に入るとまだお客さんはいません。
静寂の中にNゲージの「シャーーー・・・カタンカタン・・・」という音だけが響く空間です。



このお店は大人が鉄道趣味を謳歌するという場所。
確かにそのコンセプトは今までなかなか無かったように思います。鉄道をテーマにしたレストランは結構ありますが、こういったオシャレかつオーセンティックなお店というのは皆無だったのでとても面白いですよね。
似ているといえば丸の内のメトロポリタンホテルにあるバーTENQUUが東京駅を見ながら飲めるっていうことで多少似ているかもしれません。



とりあえずHoegaardenを頼んで一息つくと、485系がやってきました。



キハ181系185系の共演。踊り子号は旧塗装に限ります。



店内はL字型のカウンターと和室の座席に分かれています。全部で20人くらいでしょうか。



こちらが和室の座席です。渋いです。



2杯目は銅マグのモスコミュール。自家製ジンジャー漬け仕様のジンジャーエールでピリピリとした刺激がたまりません。こちらのお店、お酒も相当美味しいですよ。



こちらワタシが頼んだのではないので覚えておりませんが、なんらかのオリジナルカクテルだったと思います。色とチェリーからするとEF58お召し機とかだったか?
そのうち連絡が来るかもしれません。



0系が走り出しました。



3杯目は特急あじあ号で供されていたというカクテル「グリーン」。



こちらは「スカーレット」。



夜も更けてきたので座席を移動。



昭和30年代の銀座4丁目。



E5、E6系が脱線しているため保線作業中。



高架下はVSEとSEが走っています。



4杯目、確かトワイライトエクスプレスという感じのオリジナルカクテルだったと思います。
爽やかでこれが一番好きでした。



5杯目、こちらは南大東のコルコルで作ったシュガートレインという名のオリジナルカクテル。
職業柄アグリコールの匂いの中で仕事しているので、急に日常に引き戻されるという不思議なカクテルでした。



最後はラフロイグの10年をソーダで割ってもらって〆となりました。
このグラスがとにかく軽くて良かったです。
結局終電近くまで居座って友人と鉄道話を続けることになりました。まさに大人のための鉄道空間。



一頃に比べれば混雑もなくなってきているようですので、鉄道好き、バー好きの方は一度足を運んでもいいのではないでしょうか。オリジナルカクテルの種類がとても多く、店内の雰囲気は非常に基本に忠実なオーセンティックなバーとなっていますので、女性1人でも気軽に楽しめると思います。


1杯だいたい1000〜1500円くらいなので、沢山飲むと結構なお値段になりますが、ワタシは年に1度くらいこういうところで飲めれば嬉しいな。この後終電ギリギリなのにラーメンを食べて本当の〆。クレージーキャッツのそれが男の生きる道「飲んで騒いでラーメン食って」を実践させて頂きました。