子供の日の747


1月第2週目の土曜日は子供の日。タイ全国各地で子供の日イベントが行われる他、各地の基地でも基地祭が行われます。
子供の日に基地祭するっていうのは軍は子供のためにあるという考えからだと思いますが、他国ではあまり聞いた事の無いなかなか面白い考え方だと思います。
というわけでいつもの23wingへ行って参りました。



ウドンタニ空港と併設されているので民間機も普段ではあり得ないところで観られるのが素晴らしい。
ドンムアン空港の滑走路脇にあるのゴルフ場でいつかプレイしたいものです。



基地祭の方はいつものように展示と音楽とまあ色々やっているので、それは過去の記事をご覧頂くとして、今回はこちらの朽ち果てた747特集をさせて頂きます。写真は1羽5バーツのひよこちゃん



じゃーん!こちらの747、このブログでも以前に取り上げた事があるのですが、元はKLMでオリエントタイ航空に移籍し、ドンムアン空港の駐機料が払えなくなってウドンタニ空港に長い事放置されていましたが、買い手を探したものの見当たらなかったため二度と飛ぶ事無く、空軍の駐車場に移動されておりました。



空軍の方に移されてからはどうなったか窺い知る事はなく2年くらい経ったでしょうか、ついにこの時(去年も見られたかもしれないけど)間近に見る事が出来ました!



ノーズギア。ハームカオだよ〜〜(どこにカオするのがハームなのか分かりません)




こんな間近で見放題。ヤッピー!!K・O・U・F・U・N!



メインデッキトイレ用のバルブ。



機体下部。普通こんなしてみられないでしょう。





メインギア。タイアはブリヂストン




APU。APU周りってここまで接近してみる事無かったのですが、ここは他の所と違って結構枕頭鋲でないリベットがあるんですね。
さすがに2tもあるAPUを格納しているだけあって非常に頑丈補強されている印象。



水平尾翼および垂直尾翼
水平尾翼面積は737の主翼面積と同じというのだからその大きさがご想像できると思います。
翼端に付いているスタテックディスチャージャ(放電索)もご覧いただけると思います。



レジコードはHS-UTK。B747-306Mという型式です。




KLMはGE製のエンジンを採用していたのでおそらくここにGEのCF6-50E2が付いていたんだと思いますが、今はガワのみが残る状況となっております。





このまま朽ち果てて行ってしまうのでしょうけど、来年はせっかくなので内部も公開して欲しいですね。
なんかUPPER DECKのドアが開いているように見えるのが非常に気になりますが・・・。