等々力渓谷に行ってみよう


東京都世田谷区、この所在地からは住宅地しか想像できないけど、そんなところに異質ともいえる名所が存在する。

等々力渓谷。世田谷区の中に忽然と姿を現す1kmに渡るこぢんまりとした渓谷。
名前は聞いたことはあるけど、行った事は無い、という人が多いと思う。行ってみたいけど、それほどでもないでしょう?というイメージがあるかもしれない。
だけどこれがやっぱり凄く良いところなんです。



電車で行く人は東急大井町線等々力駅から徒歩、5分もかからない。成城石井の後ろに広がるのが等々力渓谷だ。
そこから徒歩約15分の散策路が広がる。渓谷といっても道も整備されているし、お茶屋などもあり、快適なのだけど、とにかく周りとのギャップに驚く。



この写真、まあ住宅地のそばにあるとは思えないばかりか、真上には環状8号線が走っているから驚く。
季節は春、この時は花筏が流れる桜の終わりの時期だったが、これからは新緑。
雪が降ったときなんかも面白いかも知れない。



高尾山も良いと思うけど、ちょっと遠い、という人は例えば海外の友達を連れて、成城石井でチーズとパンとワインなどちょっとした食材を買って、終点の公園でピクニック気分なんてのも最高じゃ無いか。


多摩川をはさんで対岸には等々力公園もある。川崎市の誇る市民ミュージアムもここにあるので、等々力渓谷で自然を味わったらこっちに移って、文化を楽しむっていうのも出来る。なんなら二子玉川も近いので結構買い物も楽しめる。いつものようにビバ日本と思うが、タイの片田舎に8年間行って一番良かったのは、日々の要求欲求が相当低くなっている事だと思う。都市でも田舎でも良さは違う。どちらも知っているからこそ見えてくるものもあるのかなと日本に帰って半年で思っている。