リニア行ってきた

JR東海によるリニア中央新幹線の建設が進んでおり、既に山梨実験線で長い間試験が続いております。
現在は月ー土のスケジュールでリニア実験が見られるということで、行って参りました。



場所は山梨県大月近く。実験線は総延長42キロありますが、明かり区間はごくわずか。
その明かり区間で最も長い1.2kmのストレート上に実験見学施設が建てられており、体験乗車などの際はここから実際に乗車することが出来るそうです。



建物が既にリニア塗装っぽい色になっており、結構それっぽい感じにさせてくれます。



名前はどきどきリニア館。
どきどきリニア館。

まあいいか。




館内には昔実験に使われていたリニアの先頭車両が置いてあります。



みなさん、リニアの走行実験ってどのくらいやっているのか、知ってますか?
1日にせいぜい午前午後1回とかでその時間を狙って行かないと見られない、なーんて思ってますよね?


そしたら、これがね、バンバン!バンバン来るの!



もうね、1時間に1回とかいうレベルじゃ無くて、10分に1回くらいのペースでガンガン走ってる。
まあそれは日によるんでしょうけどん、私が行った日には行ったり来たり、すぐ来る。


当然ですが、スーパー速い。試験は全く手加減せず、時速500kmですよ。
時速500kmで動く割とデカいモノを至近距離で何回も見ることって今までほとんど無かったはず。
異次元、とまでは行かないけど明らかに次のレベルの速さを体験出来るのがとっても楽しい。



そして最初はリニア来ますよ〜っていわれたら、バシーンと見に行ってたんですけど、最後の方は「また来ましたか、まあ良いっすわ」というくらいになります。
7両編成です。




リニアのデザイン、今のL0系でもだいたい同じなんですけど、車内が普通。N700系の普通車っていわれても全く疑わないレベル。
この普通感がリニアを現実的な乗り物として認識させることには成功しているとは思います。
ただ、実際に中央新幹線として走る時にはリニアらしい超カッコいい内装にして欲しいものです。
景色はほとんどトンネルなんで、内装が今の新幹線より遙かに重要だと思うんですよね。



館内ではリニアが走る仕組みをかなりじっくりと説明してくれます。
こういうのはいい。超伝導磁石で走るっていうのは分かっていても、イメージが付かないですからね。



ジオラマもあります。かなり巨大です。リニアはちゃんとリニアだった気がします。とてもスムーーースに走り抜けていきます。




こういうミニリニア乗り場もあります。




リニア軌道もじっくり見ることが出来ます。



こちら、2027年には名古屋まで開通予定。
その際はこの実験線も実際の路線として使われる予定。品川ー名古屋40分。これは、完全に未来。
名称は「スーパーのぞみ」とか垢抜けないモノを希望。